秋はお外あそびが気持ちいい季節。落ち葉やどんぐりなど、自然の素材を使えば、お金をかけずに楽しい知育あそびができます。今回は、幼児と一緒にできる「秋の自然あそび」を3つ紹介します。観察力や手先の発達を育てながら、親子で季節を感じてみましょう。
落ち葉で色や形を学ぼう

お散歩や公園で拾った落ち葉を使って、色や形の違いを楽しんでみましょう。
「赤い葉っぱはどれ?」「まるい形はあるかな?」など、親子で会話をしながら観察することで、自然と語彙も増えていきます。
拾った落ち葉は、画用紙にのりで貼って“葉っぱアート”にするのもおすすめです。のりを使う作業は指先のトレーニングにもなりますし、完成した作品を壁に飾れば、季節のインテリアにもなります。

さらに、「赤」「黄」「茶」などの色ごとに並べてみると、自然のグラデーションを感じられます。単に貼るだけでなく、「形」「色」「大きさ」で分類してみると、遊びながら観察力や分類の力も身につきます。
画用紙をまとめて買っておくとたくさん遊べますよ。
どんぐり転がしで集中力アップ

どんぐりを使って、シンプルな「転がしゲーム」を作ってみましょう。
【準備するもの】
・どんぐり
・牛乳パックやトイレットペーパーの芯
・テープ
作り方は簡単。芯をつなげて坂道のようにし、どんぐりを上から転がすだけ。

落ちるスピードや方向を変えたいときは、角度を少しずつ調整してみましょう。
「どこが一番速く転がるかな?」「もっと長く転がすには?」と話しながら遊ぶことで、観察・比較・予測といった理科的な思考を自然に体験できます。
また、どんぐりの種類によって重さや形が違うことに気づく子も多いです。「丸いどんぐりはよく転がるね」「細長いのは止まりやすいね」と発見を共有するのも楽しいポイント。身近な素材で、集中力と考える力を育てられます。
工作キットを使うのもオススメです。
ビー玉をどんぐりに変えて遊んでみるのもあり。
木の実で数あそび

どんぐりや松ぼっくりなど、秋には数あそびに使える素材がたくさんあります。
「3このどんぐりをあつめよう」「マツボックリを2このせよう」など、数を意識した声かけをしてみましょう。実際に手を動かしながら数えることで、数字への理解がぐんと深まります。

また、集めた木の実を「大きさ」や「形」「色」でグループ分けしてみるのもおすすめです。
たとえば、「まるいチーム」「ながいチーム」と分けて遊ぶと、分類する力や観察の目が育ちます。
さらに、拾った木の実を使っておままごとやごっこ遊びに発展させるのも◎。自然素材の手ざわりや音も楽しめる、感覚遊びにもなります。
数を学ぶ知育おもちゃで普段から数に触れるとGOOD👍
まとめ

自然の中には、学びのタネがたくさんあります。秋の公園を親子で歩くだけでも、発見や会話がいっぱい。今回紹介した遊びを通して、五感を使いながら“感じて・考えて・作る”秋を楽しんでみてくださいね🍂