わが家は、入学してからではなく
入学前に支援級へ進むことを決めました。
「まだ小学校にも入っていないのに決めていいの?」
「様子を見てからじゃダメ?」
何度も自問自答しました。
夜、布団の中で考え込むこともありました。
夫と話しても意見は分かれ、
私は「最初から安心できる環境にしたい」、
夫は「様子を見てからでもいいのではないか」と。
支援級かどうかの判定は自治体が出してくれますが、最終的な判断は家庭です。
だからこそ、
「自分の選択が間違ったらどうしよう。」
と怖かったです。
もし今、年長さんのタイミングで
同じように悩んでいる方がいたら――
あのときの私に伝えたいことを、そのまま書きます。
目次
なぜ“入学前”に決めたのか
一番の理由は、
「最初から安心できる場所にしたかった」
これでした。
わが子は、
- 集団の指示が通りにくい
- 気持ちの切り替えが苦手
- 勉強面に不安がある
という特徴がありました。
例えば、
- 朝、少しでも思い通りにならないことがあると癇癪を起してしまう。
- 保育園でも、先生からの個別の声掛けが必要。
こうした小さなつまずきが、入学後に大きく膨らむのではないかと心配でした。
もちろん「小学校に入れば伸びるかも」とも思いました。
でも同時に、
「最初につまずいたら、自己肯定感が下がるのでは?」
という怖さもありました。
一般級で様子を見るという選択肢もあった
保育園の先生からは、
「一般級で様子見してもいいと思います。」
「お友達関係は問題ないから大丈夫だと思いますよ。」
と言われることもありました。
それもひとつの選択肢だと思います。
でも私は、
一度大きくつまずいてから環境を変えるより
最初から合う場所を選びたい
そう思いました。
わが子は、失敗体験が重なると一気に自信を失うタイプ。
だからこそ、スタートダッシュを大切にしたかったのです。
周りの声に迷いながらも、目の前の我が子を見て判断するしかありませんでした。
「周りの子と同じように頑張らせるべき?」
という気持ちもありましたが、無理をさせるより安心できる環境を優先したい、と強く思いました。
「戻れなくなるのでは?」という不安
入学前に決めるとき、一番怖かったのは
「一度支援級に入ったら戻れないのでは?」
という不安でした。
でも説明を受ける中で、
- 交流時間は調整できる
- 教科ごとの参加も可能
- 転籍の選択肢もある
と知りました。
完全に固定されるわけではない。
この事実は、大きな安心材料でした。
(関連記事 →「支援級に入る前に不安だったこと」)
実際に入学して感じたこと
結果から言うと、
入学前に決めてよかったと感じています。
理由は、
- 学校が嫌いにならなかった
- 最初から「できる体験」を積めた
- 先生との関係が安定している
からです。
例えば、最初の週から
「今日は先生に褒められた!」
と笑顔で話してくれました。
休み時間も友達と少しずつ関われるようになり、
「学校楽しい」
と言ってくれる姿に、ほっと胸を撫で下ろしました。
もし一般級でスタートしていたら、毎日怒られて自信をなくしていたかもしれません。
もちろん想像でしかありませんが、今、穏やかに通えている現実を見ると、
この選択は間違っていなかった
と思えます。
入学前だからこそ迷う
まだ小学校生活が始まっていないからこそ、
- 本当に必要?
- 考えすぎ?
- レッテルを貼ることにならない?
そんな気持ちになりますよね。
私もそうでした。
でも今思うのは、
支援級は“レッテル”ではない。
環境の選択肢のひとつ。
それだけです。
入学前に考えてよかったこと
振り返ってみると、私はこの3つを考えました。
- わが子は大人数で伸びるタイプか?
- 失敗体験が続いたときの影響は?
- 「安心」と「挑戦」、どちらを優先したいか?
わが家は「安心」を優先しました。
挑戦は、土台ができてからでも遅くないと思ったからです。
今悩んでいるあなたへ
入学前に決めるのは勇気がいります。
周りに前例がなければ、なおさらです。
でも、
「この子にとってどの環境が安心か」
それを基準にしていい。
正解は家庭ごとに違います。
一般級が合う子もいれば、支援級が合う子もいる。
大切なのは、“世間の目”ではなく、“わが子の様子”です。
迷って悩む時間も、子どものことを真剣に考えている証拠です。
我が家は入学前に決めて良かったですが、
最初は「一般級で様子を見る」という選択肢もいいと思います。
実際にそのような家庭もあると伺いました。
焦る必要はありません。
大切なのは、子どもに合った環境を見つけてあげること。
安心の土台があれば、挑戦はいくらでもできます。
まとめ
わが家は入学前に支援級を選びました。
- 最初から安心できる環境にしたかった
- 自己肯定感を守りたかった
- 選択肢は固定ではないと知った
今、年長さんのタイミングで悩んでいる方へ。
迷うということは、それだけ真剣に考えている証拠。
焦らなくて大丈夫。
わが子に合う道を、ゆっくり選んでください。
