小学生になると、毎日のように出される「宿題」。
でも「やりたくない!」「あとでやる〜」と、なかなか机に向かってくれない…と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
実は宿題は、やり方次第で「ただの勉強」から「ちょっと楽しい時間」に変えることができます。
ちょっとした工夫で、子どものやる気が引き出され、親子のコミュニケーションも増えるんです。
今回は、小学生の宿題タイムを笑顔で乗り切るための工夫を5つご紹介します。
目次
工夫① タイマーでゲーム感覚にする

10分でここまでやろう!」と時間を区切ると、宿題がゲームのようになります。
終わったらシールを貼ったり、ポイントを貯めたりするご褒美方式にすると、子どものやる気がアップ!
ポイント
・時間は短め(5〜10分)で設定すると達成感を得やすい
・失敗しても「次はできるかな?」と前向きに声かけ
・タイマーは子どもに設定とワクワク感UP

タイマーが鳴る前にできたらシール1枚ね!

よーし、頑張るぞ!
視覚的に見やすいおすすめタイマー
工夫② 学習スペースを特別にする

リビングや自分の机の一角に「宿題コーナー」を作るのもおすすめ。
お気に入りの文房具やキャラクターグッズを置くだけで、気分が変わります。
「ここに座ったら宿題をする」という習慣ができるとスムーズです。
ポイント
・「宿題のときだけ使える」特別アイテムを用意する
・机の上を片付けて、気が散らないようにする
・できたらステッカーやカードを貼れる掲示板を作るのも◎

この鉛筆ケースかっこいい!

宿題の時だけ使える「特別グッズ」よ!
学校でNGなキャラもの文房具も家ならOK!
工夫③ 親も一緒に“勉強タイム”

子どもだけに「やりなさい」と言うより、親も横で本を読んだり家計簿を書いたりしてみましょう。
「一緒に集中する時間」と感じると、宿題が孤独じゃなくなり、自然と取り組みやすくなります。
ポイント
・同じ机に座ると安心感が生まれる
・親もスマホをいじらず「集中する姿勢」を見せる
・「がんばってるね」と短く褒めるだけで十分

ママもここで本を読むわ。一緒に頑張ろう!

うん!じゃあ僕も宿題やる!
工夫④ 宿題の順番を選ばせる

「先に算数?それとも漢字?」と子どもに選ばせるだけで、主体的に動けるようになります。
小さな選択肢でも“自分で決めた”感覚がやる気につながるんです。
ポイント
・どちらを選んでも親は口出ししない
・「今日は算数からね!」と親が決めるより、やる気が出やすい
・「得意な方から」や「早く終わる方から」など子どもなりの工夫が生まれる

今日はどっちからやる?

漢字からにする!
工夫⑤ 終わった後に楽しみを用意

「宿題が終わったらおやつ」「終わったら一緒にゲームしよう」など、ちょっとしたご褒美を約束しましょう。
ポイント
・ご褒美は小さなことでOK(シール・ハイタッチでも効果あり)
・毎日同じだと飽きるので「今日は何にする?」と選ばせるのも◎
・ご褒美をあげるときは「宿題をがんばったから」と明確に伝える

宿題終わったらアイス食べていい?

もちろん!宿題終わってからね。
まとめ

宿題をスムーズに進めるポイントは、 「やらせる」より「楽しむ工夫」。
タイマーや環境づくり、ご褒美作戦などを取り入れることで、子どもの気持ちはぐんと変わります。
毎日の宿題タイムを、親子で笑顔になれる時間に変えてみてくださいね。