支援級を検討していると、よく耳にするのが
「先生との距離が近いよ」
「支援級は手厚いよ」
という言葉です。
でも、入学前の私は正直ピンときませんでした。
学校の先生は忙しいはずだし、支援級でもそこまで変わるのかなと。
むしろ、
- 迷惑をかけるのではないか
- 親が頻繁に相談していいのか
- 距離が近い=依存してしまうのではないか
といった不安のほうが大きく、なかなか踏み出せませんでした。
この記事では、入学前に支援級を選んだわが家が実際に感じた
先生との関わりや連絡体制のリアルな体験を、具体例とともにまとめます。
目次
支援級は少人数|先生の目が届く安心感
支援級の最大の特徴は、やはり少人数制であることです。
クラス全体の人数が少ないため、先生の目が届きやすく、子どもの小さな変化にも気づきやすい環境になっています。
例えば、家では元気そうに見えていたある日、先生から連絡帳にこう書かれていました。
「今日は午後から少し疲れが出ていました」
家では全く変化が見えなかったので驚きましたが、
そのおかげでその日は早めに寝かせ、習い事も一時的に調整することができました。
もし共有がなければ、
「やる気がないのかな」
で終わっていたかもしれません。
この「ちゃんと見てもらえている」という安心感は、想像以上に大きく、
子どもだけでなく親の心の安定にもつながりました。
支援級の連絡体制|連絡帳だけじゃないコミュニケーション
支援級では、連絡帳のやり取りが非常に丁寧です。
単なる
「今日は元気でした」
ではなく、
- どの場面でつまずいたか
- どんな声かけで切り替えられたか
- 友達との関わり
など、具体的に教えてもらえることが多いです。
ある日のこと、子どもが友達と小さな衝突をして落ち込んでいました。
家では何も話さなかったのに、先生から
「○○くんは少し悲しい気持ちになっていました。
声をかけると笑顔に戻れました」
と詳細に共有がありました。
この情報のおかげで、家でも声かけがしやすく、子どもの気持ちを理解しやすくなりました。
必要に応じて電話連絡や面談もしてくれるので、親としても安心感が高いです。
支援級はトラブル対応が早い|小さな違和感でも共有
支援級の大きなメリットは、トラブル対応の早さです。
一般級では問題が大きくなるまで気づかないこともありますが、支援級では
- 小さな違和感の段階
- ちょっとした衝突の段階
で共有してもらえることが多いです。
例えば、遊びの中での小さな言い争いも、先生が早めに介入してくれることで、
大きなケンカや長引くトラブルに発展するのを防いでくれました。
「早めに対応する」という積み重ねが、
結果的に子どもにとっても安心な学校生活につながっていると感じます。
(関連記事 →「支援級でのトラブル対応のリアル」)
親の気持ちにも寄り添ってくれる
支援級に入るとき、親の不安は本当に大きかったです。
この選択で子どもは大丈夫なのか 将来の進学はどうなるのか 他の子と比べて劣ってしまうのではないか
そんな気持ちを、先生は否定せずに受け止めてくれました。
「お母さんが不安になりますよね。
今はこのペースで大丈夫ですよ」
たった一言で、肩の力が抜けた瞬間を覚えています。
支援級は子どもだけでなく、親も支えてくれる場所なのだと実感しました。
支援級のサポートは特別扱いではない
入学前は
「特別扱いなのでは?」
と少し思っていました。
でも今は違います。
支援級は「特別」ではなく、
その子に必要な支援を提供してくれる環境です。
少人数で見てもらえることで、子どもは
- 自信がつく
- 失敗が減る
- 学校に行きたくないと言わなくなる
といった変化が見られました。
子どもの表情や行動の安定感は、私にとって何よりの安心材料です。
ー正直に言うと、少し大変な面もありますー
支援級は先生との距離が近い分、
連絡帳のやり取りはほぼ毎日あります。
丁寧に書いていただけるのは本当にありがたいのですが、
正直なところ、
- 忙しい日は返事を書くのが大変
- 「今日は何を書こう…」と悩む日もある
というのも本音です。
また、先生との関わりが密だからこそ、
保護者側もある程度コミュニケーションを取る覚悟は必要だと感じています。
でもそれも含めて、
わが家にとっては「安心材料」のほうが大きいというのが今の結論です。
支援級を検討している方へのアドバイス
支援級を選ぶか迷っている方は、次のポイントを確認してみると良いです。
- クラスは少人数か
- 連絡体制はどの程度か
- 面談の頻度はどのくらいか
- 担任の先生の考え方や方針は合いそうか
完璧な環境はありません。
でも、安心できる環境は必ず存在します。
わが家にとって、先生との距離の近さと、細かい情報共有の体制は、
支援級を選んでよかったと思える大きな理由です。
「支援級は特別ではなく、必要な支援がある場所」
ということをぜひ覚えておいてほしいと思います。
次の記事では、
支援級を選ぶときに考えたポイントをまとめます。
→「支援級を選ぶ決め手になった3つのこと」
