支援級を検討しているとき、
期待よりも不安のほうが大きくありませんか?
- 一度入ったら一般級に戻れないのでは?
- 友達関係はどうなる?
- 勉強は遅れない?
- この選択、後悔しない?
わが家も、まさに同じ気持ちでした。
実際に支援級(情緒級)を選ぶ前に感じていたリアルな不安をまとめます。
目次
① 一般級に戻れなくなるのでは?という不安
正直に言うと、いちばん不安だったのは
「一度支援級に入ったら、もう一般級には戻れないのでは?」
ということでした。
周りに前例がなく、情報も少なかったため、
“選択を間違えたら取り返しがつかないのでは”という怖さがありました。
入学前は、
「やっぱり一般級のほうがよかったとなったらどうしよう」
と何度も考えました。
実際には学校から、
- 子どもの様子によって転籍の相談は可能
- 交流時間を増やすこともできる
と説明を受けました。
もちろん、自治体や学校によって対応は異なります。
ですが、「完全に固定されるわけではない」と知れたことは、大きな安心材料でした。
気になる場合は、入学前に
転籍の条件や流れを具体的に確認しておくことをおすすめします。
② 一般級との交流が少なくならないか
わが家の場合、交流級で過ごす時間は
- 朝の会
- 学校行事
が中心です。
最初は
「友達はできるの?」
「孤立しないかな?」
と心配しました。
正直に言うと、“普通のクラスにいないこと”が本人の中でどう映るのかも不安でした。
でも実際は、支援級内で安心できる関係ができ、
本人は今の環境に満足している様子です。
広く浅くよりも、
安心できる少人数の関係。
それが今のわが子には合っているのだと感じています。
とはいえ、交流の形は学校ごとにかなり違います。
事前に
- どの教科で交流するのか
- 休み時間はどう過ごすのか
を確認しておくと安心です。
③ 勉強に遅れは出ないか
学力面の不安も大きかったです。
情緒級では基本的に一般級と同じ内容を学びますが、進み方や支援の方法は個別対応になります。
わが子は勉強が得意ではありません。
「遅れてしまわないか」という心配は、今もゼロではありません。
ただ、
分からないまま進む
↓
できない経験が積み重なる
↓
自信をなくす
この流れが止まったことは大きな変化でした。
理解できるペースで進むことで、
「わかった」「できた」という経験が増えました。
その積み重ねが、今は何より大切だと感じています。
④ 親自身の気持ちの揺れ
不安だったのは、子どものことだけではありませんでした。
「私の判断で将来が変わってしまったらどうしよう」
というプレッシャーもありました。
説明会の資料を何度も読み返し、
ネット検索を繰り返し、
体験談を探しては一喜一憂。
正解が見えない中で決めるのは、本当に怖かったです。
それでも最後は、
“今のこの子に合っているかどうか”
で決めました。
未来は分からない。
でも、今苦しんでいるなら環境を変える意味はある。
そう思えたことが、決断の後押しになりました。
⑤ 周囲への説明が不安だった
もうひとつ不安だったのは、
「どう説明すればいいんだろう?」
ということでした。
- 祖父母にはどう伝える?
- ママ友に聞かれたら?
- きょうだいにはどう話す?
「かわいそうじゃないの?」と言われたらどうしよう、と考えていました。
実際には、深く聞かれることはほとんどありませんでした。
必要以上に説明しなくてもいい。
「その子に合う環境を選んだだけ」
この一言で十分だと、今は思っています。
支援級に入る前に確認してよかったこと
不安を減らすために、事前に確認してよかったことがあります。
- 交流の時間はどのくらいあるのか
- 転籍の相談は可能か
- 個別支援の内容
- 通知表や評価の方法
“想像の不安”は、具体的な情報でかなり減らせます。
迷っている場合は、遠慮せず質問していいと思います。
まとめ|支援級は「優劣」ではなく「相性」
入学前は、
「支援級に入れる=何かを諦めること」
のような気持ちがありました。
でも今は違います。
無理をしない環境を選んだだけ。
一般級か支援級かは、優劣ではなく選択肢のひとつ。
大事なのは、その子に合っているかどうか。
わが家にとっては、今のところ安心して過ごせる場所になっています。
迷っている方の参考になればうれしいです。
次の記事では、
実際の学校生活の流れを詳しくまとめています。
→「支援級の1日の流れ|リアルな学校生活」
